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カテゴリ:創作:座談会( 19 )

バトンタッチの座談会

功一「久しぶりの出番になるね~」

恵理「そうですね、功一さん。『在りし日の思い出』の最新話が『ルーラーの館』にアップされたのが、ええと……」

友美「2010年の8月27日ですよ~、恵理ちゃん~。つまり、三年以上も放置されてたわけですね~。まったく~」

恵理「本当、休止期間が長かったよね……」

功一「ああ、恵理ちゃんがとても遠い目を……。でもこうして『座談会』の場に呼ばれたってことは、いよいよ『在りし日の思い出』も再開するんだよね。いや~、本当に長かった~。ね、美花ちゃんたちもそう思うよね?」

美花「えっ!? あ、う~ん……。そ、そうね……」

功一「どうしたの? そんな歯切れの悪い返事して。なんか、目も泳いでるし……」

フィアリス「いや、それがじゃな……」

黒江「きみたち三人には、非常に言いにくいのだが……」

功一「どうしたんですか? フィアリスや黒江さんまで引きつった笑みなんか浮かべちゃって」

恵理「ともあれ、これで全員揃いましたね。さっそく再開を記念して宴会を始めましょうか!」

功一「そうだね」

美花「…………」

フィアリス「…………」

黒江「…………」

功一「あれ? なんで黙り込んでるの? 三人とも」

美花「それが――」

深空「悪い! 遅くなった!」

功一「あっ、深空ちゃん! そうか、第一演劇部の三人がまだ来てなかったね。ごめん、彼女たちのことを忘れて、全員揃ったなんて気になっちゃって」

美花「いや、そういうことでもなくて――」

詩織「あれ? リメイクメンバーの皆さんはまだ来ていらっしゃらないんですか?」

恵理「リメイクメンバー? なんのこと?」

詩織「なんのことって、『在りし日の思い出』がリメイクされるにあたって、新たに追加された人たちのことですよ」

友美「えっと~……、片山荘に新しい住人が増えるんですか~?」

美花「え、笑顔が怖い……」

黒江「まあ、友美くんの言い方でも、間違いではないな」

功一「なんですか、その『正解でもない』みたいな口調。なんか、すごく嫌な予感がするんですけど……」

恵理「功一さんもですか? き、奇遇ですね。私もです……」

フィアリス「隠しておくことなどできぬのだから、はっきり言ってしまおう。――お主たち、解雇されたぞ」

功一「解雇……?」

フィアリス「うむ。作者が言うには、じゃ。お主たちはテンションが低くて書きづらいらしい」

功一「落ちついてるって言ってほしかった……」

恵理「功一さん、そういう問題では……」

功一「あっ、でも待って! テンションの高さは最新話で登場した『山本隆士』って人が補ってくれるんじゃない!? そういうテコ入れなんだと僕は思ってたんだけど!」

フィアリス「それでもお主たち、隆士にテンションの高い返しができないじゃろ? 黙って見ているだけじゃっただろ?」

功一「うっ、それを言われると……」

友美「あの~、ということは、片山荘の住人は総入れ替えになっちゃうんですか~?」

美花「それが、非常に言いづらいのだけど――」

???「おっ、いたいた! お~い、美花っち~!」

功一「なんか、すごい大男が笑顔でこっちにやって来る! 恵理ちゃん、逃げて!」

美花「えっと、逃げることはないと思うな……。彼は佐野 力也(さの りきや)くんっていって――」

友美「リメイクメンバーとやらのひとり、ですか~。ときに美花さん~? あなたとはお知り合いのようですけど~?」

美花「ううっ、それはぁ……」

フィアリス「わしと黒江、そして美花は続投キャラじゃからな。当然、リメイクメンバーとも面識はある」

友美「やっぱりですかぁ~」(ゴゴゴゴゴ……!)

美花「やっぱり怒った!!」

黒江「まあ、怒るだろうな」

フィアリス「功一と恵理は、呆けるに留まっておるがな」

力也「悪りぃ、遅れちまった! いや~、あすかの奴が寝坊しやがってよ~」

あすか「寝坊したのはお前のほうだろ、ぼけぇっ!」

力也「痛でぇっ!?」

功一「いきなり蹴り飛ばしたっ!?」

友美「小柄なのに、アグレッシブな娘ですね~……」

恵理「ぼ、暴力はいけませんよっ」

美花「それ、片山荘に初めて来たときに理緒(りお)くんも言ってたわ~」

功一「……理緒くんって?」

美花「えっと、あなたとチェンジすることになった男の子っていうのかな……。彩桜学園高等部の三年生」

功一「そんなにテンションが高い人なの?」

深空「いや、それほどは。でも佐野との相性が抜群でさ……」

フィアリス「ずばり言おう! 功一、お前に足りなかったのは『気は優しくて力持ち』な友人じゃ!」

功一「僕個人には落ち度ないんだ……」

理緒「まあまあ、そんな落ち込まないで。……って僕が言うのもおかしいけど」

功一「しかも、一人称は僕と同じなんだ……」

力也「確かにお前とキャラ被ってるな、理緒。別にこいつも続投でよかったんじゃ……いやダメだ! オレの部屋の隣に住むのは理緒でなけりゃあ!」

恵理「あの、どうしてそこまで理緒さんにこだわるんですか? 設定からして変えるなら、力也さんが功一さんの友人になればよかったのでは?」

力也「それじゃダメなんだ。いいか、オレと理緒、あすかと梢(こずえ)の四人は、元々『ワールドブレイカーシリーズ』の外伝、『ユメの箱庭』って作品の登場人物でな?」

恵理「梢さん、ですか? どちらにいらっしゃるんでしょう?」

力也「ん? あれ、いねえ?」

あすか「おい、梢! 大丈夫だ、こいつらは大人しいから! 来る前に言われたように、旧・大家に包丁で刺されたりとかいう展開にはならなさそうだから!」

梢「ほ、本当に……?」

あすか「……たぶん」

理緒「なんで、そこで『絶対』って言えないのさ、あすかは! 梢ちゃん、本当に大丈夫だから。ここに来る前、確かに力也がそんなこと言ってたけど、本当に大丈夫そうだから」

梢「は、はい。それでは……」

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by ru-raa | 2013-11-22 16:36 | 創作:座談会 | Comments(0)

勝者たちがメインの座談会

ニーナ「もう今月も中旬になっちゃったけど、あけましておめでとう~!」

ミーティア「今年はもう『また年が明けてしまった』的なセリフではスタートさせないわよ!」

アスロック「ちぇっ……」

ミーティア「はい、そこ。残念そうにしない」

アスロック「…………」

ミーティア「不満そうな表情も……いやまあ、それくらいはいいか。なんてったって事実上の敗者なんだし」

アスロック「敗者? 一体なんの?」

ミーティア「決まってるでしょ! 去年の12月下旬にやった『キャラクターからの年賀状』のことよ!」

ニーナ「コメントしてくれた人は三人! そしてその人たちが全員、ボクを希望してくれたんだったよね!」

ファルカス「おいこら、ニーナ! すぐにバレる嘘をつくなよ!」

サーラ「わたしはミーティアちゃんに二人、ニーナちゃんに一人って聞いてるけど?」

ミーティア「まあまあ、言わせておいてあげなさいって。あのイベントは実質的な人気投票。その舞台であたしが一番人気だってついに判明したんだから、そりゃ現実から目を背けたくもなるでしょうよ」

アスロック「おお、勝者の余裕」

ミーティア「ふっふ~ん。そもそも? このブログもトップ絵だって長いことあたしのイラストから変わってないわけだし? あたしが一番人気の看板キャラだというのは当たり前といえば当たり前のことよね~」

ニーナ「むむぅ……」

ファルカス「果てしなくどうでもいいが、しゃべり方ウザいぞ、ミーティア」

ニーナ「それに年賀状書くとき、一枚失敗したんだよね? ボクは一枚だけだから愛情たっぷり込めて書いてあげられたけど」

ミーティア「う、うるさいわね! ちょっとハガキのサイズに収まらなかったから、一文字だけ横にズラしたってだけで、言いたいことはちゃんと伝わるように書いたんだから、別にいいじゃない! それにニーナ、あなただって人のことは言えないでしょ?」

ニーナ「うっ……。た、確かにボクもやりかけたよ、誤字。うん、認めるよ。作者の住所、『相模原』なんて似たような漢字が二回続くんだもん。間違って『相相原』って間違えちゃいそうにもなるってものだよ。でも、ボクは大した問題じゃないと割り切った!」

ファルカス「いや、そこは割り切るなよ。ちゃんと書き直せよ……」

ニーナ「時間がなかったんだよ……」

アスロック「そういや、結局どんな文面にしたんだ? 二人は?」

ミーティア「うん? 公開する? 下書きの紙が手元にあるから、あたしは別にかまわないけど」

ニーナ「ボクだって全然かまわないよ!」

サーラ「じゃあ、二人一斉に下書きの紙を出してみようか?」

ミーティア「オッケー!」

ニーナ「じゃあ、いっせーの」

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by ru-raa | 2012-01-13 17:01 | 創作:座談会 | Comments(0)

教えて、ミーティアさま!

ミーティア「ふっふっふっ……。ついにきた。あたしにも座談会でスポットライトが当たる日が……!」

アスロック「まあ、『第一回、なんでもQ&A!』ではニーナが、『教えて、イリスちゃん!』ではイリスフィールがそれぞれメインを張ってたもんなぁ。しかし、『教えて、ミーティアさま!』というタイトルはいかがなものか……」

ミーティア「いいじゃない! あたしらしくて!」

アスロック「そりゃ、別にケチをつけるようなことじゃないけどさ、それを『自分らしさ』っていうのは、やっぱり問題あると思うぞ?」

ミーティア「う、言われてみれば確かに……。というか、開始早々から話を脱線させるな! まったく久しぶりの登場だっていうのに、相変わらずなんだから……!」

アスロック「悪い悪い。――でもさ、本当に久しぶりだよな。前回の座談会が1月上旬で、最後に『単発物』がアップされたのが2月上旬だったから……」

ミーティア「もう、かれこれ八ヶ月も執筆していないことになるのね、作者。やれやれだわ。……って、いまはそんなことどうでもいいんだって!」

アスロック「おっと悪い。また脱線させちまってたか」

ミーティア「ま、まったくもう! アスロックはこれだから……!」

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by ru-raa | 2011-10-01 18:40 | 創作:座談会 | Comments(5)

年明け座談会 2011年Ver

ルスティン「ああ、『本編』で出番がないまま、また年が明けちまったねえ――」

シルフィード「今年もそのセリフからスタートなのね、座談会」

ルスティン「うっさいねえ! 本当に出番がなかったんだから仕方ないだろ!」

黒江「まったく。そんな後ろ向きな姿勢じゃ先が思いやられるよ。物質界の本質は『無常』。『常ならず』。いつまでも同じ状態は続かないんだ。だからほら、ハッスルハッスル」

ルスティン「ハッスルって……」

シルフィード「いくらなんでも、それは古すぎ……」

黒江「いいじゃないか。暗くなっているよりはずっと、さ。さて、それよりも、だ。あけまして――」

ミーティア「ていっ!」

黒江「のわっ!?」

ミーティア「あははっ! 『のわっ!?』だって! 『のわっ!?』だって! 効果バツグンね、必殺『膝カックン』!」

ファルカス「お前……。『マテそば』のラスボス的キャラに『膝カックン』はないと思うぞ?」

ミーティア「まあ、いいじゃない。楽しければ」

黒江「……私は、あまり楽しくなかったがね」

ミーティア「笑わせる立場の人がそれほど楽しくないのは当たり前。ラスボス的キャラだっていうのなら、笑って許しなさい」

ファルカス「なんて勝手な……。ところで、今回の座談会のメンバーはこれで全員か? だとしたら主催者は誰だ?」

黒江「私ではないよ?」

ルスティン「もちろん、アタシでもないからね?」

シルフィード「右に同じく」

ミーティア「じゃあ、誰が――」

イリスフィール(以下イリス)「あ、もう集まってるわね。今日は――っと、その前に。皆さん、あけましておめでとうございます。ほら、皆も」

ミーティア「え? あ、ああ、うん。――コホン」

全員「あけまして、おめでとうございます」

イリス「うん、魔族の皆も含めて、よくできました。で、今日はね、この血気盛ん――もとい、闘争心溢れるメンバーで、ゲームでもやろうかと思って招待したの」

ファルカス「ゲーム?」

イリス「そう、ゲーム。俗にテレビゲームと呼ばれているもので、ね」

ミーティア「テレ……? えっと、言っておくけどあたしたち、機械にはとことん疎いわよ?」

イリス「大丈夫、地球では年端もいかない子供にだってできるものをチョイスしたから。さあ、テレビの前に集まって!」

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by ru-raa | 2011-01-05 18:01 | 創作:座談会 | Comments(2)

四周年記念座談会『フェイト/スペリオル』 前編

イリスフィール(以下イリス)「いつもこのブログに来てくださる皆さん、お久しぶり~!」

フィアリスフォール(以下フィアリス)「今回はわし、フィアリスフォールとイリスフィール、そして」

シリウス「俺、シリウス・フィッツマイヤーは進行役に徹し、ちょっと『テーブルトークRPG』(以下T・RPG)ってもんをやってみちゃうぞ! 名づけて『フェイト/スペリオル』!」

イリス「まあ、私たちが進行役をやる以上、ただの『T・RPG』にするつもりはないんだけどね」

フィアリス「うむ! ちなみに、参加者はこの七人じゃ!」

スピカ「ちょっと、お兄様! こんなところにムリヤリ連れてきて一体なんのつもりですの!?」

九恵「ここに来るまでも散々同じことを叫んでたんだから、いい加減、少しは落ち着きなさいよ。……で、ここに来る途中に正門にあった名前は確か、『彩桜学園』だったかしら?」

シリウス「イエース! ザッツライト! 九恵ちゃん大正解~! ちなみに、ここは学園の奥にある礼拝堂な?」

九恵「あなたもあなたで、妹とは別の方向性でテンション高いわね。さすがは兄妹、といったところかしら?」

フィアリス「いや、単にイリスフィールと会えてテンションがマックスになっとるだけじゃろう」

シリウス「イエース! ザッツライト!」

フィアリス「…………。まあ、それはそれとして、じゃ。ほれ、お主たちもなんかしゃべるがよい。いつまで黙りこくっているつもりじゃ」

詩織「あはは……。いえ、なんかテンションがこちらのメンバーとは違いすぎて……」

美鈴「あれについていけるのは、うちの部長――深空くらいのものだろうな。それはそれとして、大方の予想はついていたと思うが、『彩桜学園』が舞台ということで、私たちにも声がかかったわけだ」

大河「しかし、彩桜の生徒だからって、馴染みのない新キャラまで呼ぶってのはどうなんだろうな?」

守「兄貴はまだいいさ。僕なんか本当にチョイ役だったんだぞ? 憶えてくれている人、ちゃんといるのか?」

千夏「あははっ。むしろ、新キャラで馴染みが薄いからこそ呼ばれたんじゃない?」

フィリアス「ふむ、千夏は鋭いのう。まったくもってその通りじゃ」

詩織「ああ、だから藤島さんとかは呼ばれてないんですね。あと、うちの部長も」

フィアリス「そういうことじゃ。深空は印象に強く残っておるじゃろうからな。――で、じゃ。今回の『T・RPG』、参加者――もとい、マスターはスピカ・フィッツマイヤー、九樹宮九恵、広世大河、広世守、岡本千夏、西川詩織、国本美鈴の七人――」

七人『マスターってなに!?』

シリウス「い~い質問だ。キミたちにはこれから、この学園で『七つの世界を翔ける杯(カーツア・アーク)』争奪戦――名づけて『聖杯戦争』をやってもらおうと思う。それも、敗北イコール死という『てい』で、ね」

詩織「『てい』で、なんですね……」

フィアリス「まあ、そう苦笑するな、詩織。『T・RPG』であり、座談会の中でやるんじゃから、本当に死ぬことにはならんとすぐわかるじゃろう? でなければ『本編』に支障が出る」

九恵「ごもっともね。まあ、緊張感は薄いにも程があるけど」

守「でもよぉ、争奪戦っていっても、一体なにをするんだ? 自慢じゃないけど僕、ケンカ弱いぞ?」

スピカ「え、その若干乱暴ともとれる口調でありながら、弱いんですの?」

守「うっせぇ!」

九恵「でも実際、この七人でやったら私とフィッツマイヤーさんが二強ということになるわよね」

詩織「勝てる自信、ゼロです……」

千夏「活発なのとケンカ強いのとは別だしね」

大河「まあ、男女の差というものもあるから、ガチのケンカとなれば、また変わってくるのかもしれないけど……」

美鈴「それは、女という生き物を甘く見すぎてはいないか?」

大河「す、すごまないでくださいよ……」

シリウス「はい、ストップストップ。キミたちねぇ、ちょっと血の気が多すぎだよ。俺たちはなにも、ガチで殴り合えなんて言ってないだろう?」

イリス「このゲームの目的は『七つの世界を翔ける杯(カーツア・アーク)』を見つけだすこと。必ずしも戦わなきゃいけない、なんてことはないのよ」

フィリアス「いや、それは言いすぎじゃろう、イリスフィール。どうしたって戦闘は起ころうよ。しかしじゃな、戦うのはお主たちではない。『杯』の力とお主らの内にある魔力とによって呼び出された従者――サーヴァントたちが矛を交えるのじゃ。で、自分のサーヴァントが負けるようなことがあれば敗北、即座に退場じゃ。これは『てい』ではないぞ? 本当に戦うのじゃ。サイコロを振って勝敗を決める、なんて温(ぬる)いバトルではなく、な。もちろん、学園内での探索も実際に自分たちの足でやってもらう。これが、ただの『T・RPG』ではないゆえんじゃな」

九恵「というか、もはや『T・RPG』じゃないわね、それだと」

イリス「ま、まあね。あはは……。でも、これなら少しは緊張感も出るってものでしょ?」

九恵「まあ、それは確かにそうだけど……」

スピカ「あの、サーヴァントが代わりに戦うということは、つまり、わたくしたちはそれを見ているだけですの?」

フィアリス「いや、もちろん戦闘に介入することもできる。じゃからスピカと九恵が優位というのは変わらんの」

イリス「と言っても、そこは戦術やサーヴァントとの信頼関係で埋められるから心配しないで。あ、ココノエたちはもちろん、油断しないようにね」

九恵「多少の緊張感はあるといっても、たかがゲームなんだから、油断もなにも――」

シリウス「たかがゲーム、されどゲームだよ、九恵ちゃん!」

九恵「はいはい……」

シリウス「それと、サーヴァントにも能力的に見てアタリハズレがあるからね、そのあたりはまさに運しだい!」

イリス「じゃあ皆。サーヴァントを召喚する前に、これを」

大河「これって……折りたたみ式のケータイ?」

イリス「形は似てるけど不正解。それは携帯端末機よ。各サーヴァントのステータスなどが表示されるの」

フィアリス「では説明も終わったことじゃし、早速――」

詩織「あ、ちょっといいでしょうか? あの、そういえば今回、『蒼き惑星(ラズライト)』の方たちはどうしたんですか? いまになって言うのもあれですが、私たちだけで座談会を進めても、大して面白くは――」

シリウス「なに、じきにやってくるさ。じきにね。じゃあ、召喚開始だ。まずは大河くんから!」

大河「あ、はい! ええと……ええと……。あの、なんといって呼べば?」

イリス「呼ぼう、という意思があれば召喚できるわよ。というかほら、もう来てる」

大河「え、もう!? 迫力に欠けるなぁ!」

???「もう、なによいきなり。……あ! ここ、座談会の会場!? あれ? でも、いつものところと違う……?」

――ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!

???「うわあっ! なに!?」

フィアリス「大河の携帯端末機が自サーヴァントの情報を取得したのじゃ。確認してみぃ」

大河「あ、うん。わかった。ええと、まず能力が『筋力B 耐久C+ 敏捷A+ 魔力A 幸運B+』か……」

イリス「能力値の優劣は『E<D<C<C+<B<B+<A<A+<EX』となっているわ」

大河「お、じゃあかなりのアタリ引いた?」

シリウス「そうかもしれないな。ちなみにクラスはなんだった?」

大河「クラス? ……あ、ここか。ええと、『ライダー』ってなってます」

フィアリス「機動力に優れたクラスじゃな。――と、召喚されたサーヴァントには特定のクラスが与えられる。そしてそのクラスは基本、七つ存在するのじゃ。マスターが七人いるように、な」

シリウス「そうだ、ここでちょっとアドバイスを。自サーヴァントとはなるべく親睦を深めておいたほうがいいぞ。これから一緒に戦っていくパートナーだからな。あ、携帯端末機でスキルなどの項目をチェックしておくのも大事だぞ」

大河「あの、でも……」

シリウス「ん? なんだい少年?」

大河「女の子、ですよね、あのサーヴァント。しかも僕より年下っぽい? ちゃんと戦えるんでしょうか。……って、なにため息ついてるんですか!?」

シリウス「いや、まさかサーヴァントのことを外見で計ろうとするとはね。あのさ、彼女はここよりもずっと争いごとが多い世界からやってきたんだ。当然、戦闘の経験も俺たちより遥かに多い。間違っても、自分が彼女を守らないと、みたいなことは考えないようにな」

大河「は、はぁ……。わかりました。じゃあ、自サーヴァント情報をチェック、と」


○大河のサーヴァント

クラス:ライダー
マスター:広世大河
真名:???
宝具:???
能力:筋力B 耐久C+ 敏捷A+ 魔力A 幸運B+

スキル

・騎乗〔C〕
生物・機械問わず、乗り物を乗りこなす能力。
これの能力が〔C〕の場合、せいぜい大人しい馬や自転車に乗れる程度。
ちなみに、この程度のランクでは本来、『ライダー』にはまずなれない。

・王族特権〔EX〕
王族として生まれた者のみが持つスキル。
これが〔EX〕である者は傍若無人な性格に育つ傾向があるが、かなりの無茶をも押し通してしまい、結果、国に革命をもたらすことすらあったりする。
また、サーヴァントとしての側面でなら、適正に満たないクラスであっても、そのクラスで召喚される場合がある。ただし、適正ゼロの場合は不可能。

・神性〔C〕
創造主に近き者のみが持つスキル。
修行の程度にもよるが、このスキルを持つ者はすべての『神界術』を使いこなすことができる。
彼女は本来、もっと高いランクを持ちうる存在であるのだが、その存在の『一部』であるため、現在はランクが〔C〕まで下がってしまっている。
それにより、すべての『神界術』を使いこなすことはできなくなっているのが現状。

・人物解説
騎兵のサーヴァント。
魔術――特に黒魔術を得意とし、素早い身のこなしによって敵を翻弄する戦い方に長けている。
また、やや非力ではあるがエアナイフを用いた近接戦闘も仕掛けることができる。
元いた世界では某王国の第二王女として生活していたためか、やや傍若無人かつ自信過剰な言動が目立つ。
本来、彼女は『ライダー』にはなれないのだが、スキル『王族特権〔EX〕』を用いて『ライダー』の適正不足を補った。
なお、『キャスター』や『バーサーカー』のクラスで召喚されることもある。


大河「……あれ? 『真名』と『宝具』の欄が『???』に……。なあ、これだとなんて呼べばいいのかもわからな――」

???「ああ、あたしのことは『ライダー』って呼んでくれればいいわよ。ほら、あなたにだけならまだしも、他のマスターや、ましてやこれから呼ばれてくる他のサーヴァントにあたしの真名がバレるのは好ましくないからね。あたしの得手不得手がバレる可能性もあるから」

シリウス「ちなみに、『真名』の欄は自サーヴァントが『宝具』を使ったときに自動で埋まるようになっているよ。『宝具』の名称には『真名』の一部が使われていることが多いからね」

イリス「まあ、まずはその『宝具』の名前を自サーヴァントから教えてもらわないといけないわけだけどね。――あ、もし他のマスターやサーヴァントに聞かれたくない話をするなら、あなたの右の手の甲に出ている『令呪』を使ってね。心の中で話せるから」

大河「了解。えっと……」

大河『……こうかな?』

ライダー『オッケー、聞こえる聞こえる。……で、なにか訊きたいことある?』

大河『とりあえず、やっぱり『宝具』の欄を埋めておきたいんだけど』

ライダー『ぐっ……。やっぱりそうくるかぁ。いいわよ、わかったわよ。あたしにとっては恥でしかない宝具名だけど、教えてあげるわよ。ええとね、み……』

大河『み?』

ライダー『み、『ミーティアちゃんのウルトラキック』……』

大河『そんな搾り出すようにして言わなくても……。というか、なんでキック?』

ライダー『なんか、『ライダーといったらキックでしょ』なんだって。あと、あたし、よく人を蹴っ飛ばすから……』

大河『ああー……。ああー……。なるほど、ライダーキック。それで……』

ライダー『な、なんかものすごい納得しまくってるわね。まあ、いいけど……』

イリス「さて、じゃあ他に質問ある人~? なければ次の召喚にいくわよ?」

九恵「じゃあ、はい。令呪はマスターとサーヴァント間の連絡手段にしか使えないの?」

イリス「いえいえ、とんでもない。令呪はね、自サーヴァントをパワーアップさせたり、勝手な行動をしないよう強制したり、他にもとにかく、自サーヴァントに対してなら、相当の介入ができるのよ。でもそういった行動は『杯』からの力をすごく消費するから、行使できるのは三回までなの」

シリウス「もっとも、三回使った段階で令呪は消滅するからな。そして令呪の消滅はイコールでゲームからの脱落を意味する」

スピカ「ということは、なんですの? 使えるのは実質二回だけということに?」

シリウス「ま、そういうことだな。くれぐれも使うときは慎重に使えよ?」

詩織「あ、私からも質問、いいでしょうか?」

イリス「どうぞどうぞ」

詩織「サーヴァント同士がすでに知り合いだった場合、真名を隠しておけるものなのでしょうか? その、例えば、私と副部長のサーヴァントが兄弟だったりしたとしたら、どう考えても……」

フィアリス「外見だけで正体がバレるのでは、ということじゃな。じゃが、その心配は不要じゃ。この学園内にある『杯』の力を借りて、期間限定でわしが『とある魔術』を学園中にかけておるからな。その魔術に触れておる間、サーヴァントたちは召喚された直後に自分の役目・役割を正確に認識し、なおかつ親兄弟が敵サーヴァントとして召喚されておっても、外見のみではそうと気づけぬようにされておるのじゃ。もちろん『知識』はそのまま残されておるから、『宝具』を目の前で使われたり『真名』を耳にすれば、どのサーヴァントも敵がどこの誰であるか正確に特定できるであろう」

九恵「その自サーヴァントの『知識』にはない相手だったら?」

フィアリス「それは意味のない仮定じゃな。そんなことは今回に限っては起こり得ん。……そう、七組のマスターとサーヴァントたちのみが戦うのなら、な」

シリウス「他に質問はないか? ないなら、次は千夏ちゃん、いってみようか!」

千夏「わかりました。……ふっふっふ。こういうのは雰囲気が大事だよね。というわけで、出でよ~っ!! それ、ピカーッ!」

???「おお? なんだここ? また座談会か?」

千夏「来た~っ!」

???「……あ、なるほど。お前がおれのマスターなのか。で、おれはサーヴァント、と。とりあえずは初めましてだな。おれはアスロック・ウル・ア――」

フィアリス「待たぬかーーーっ!!」

シリウス「な、なんてサーヴァントだ……!」

イリス「ええ、まさか召喚時に自ら真名を口にするなんて、ね。それもマスターが勢揃いしているところで……」

???「お? なんだお前、ミ――」

ライダー「あたしの真名、しゃべろうとすんなっ!」

シリウス「本当に、なんてサーヴァントだ……」

イリス「ええ……。召喚された直後とはいえ、元の世界で顔見知りだった他サーヴァントの真名が記憶に残っているなんて……。もちろん、夢から覚めたときみたいにすぐ忘れるでしょうけど、それでも規格外、なんてものじゃないわ。悪い意味で……」

大河「うわあ……。そ、それよりもライダー! いまのすごい蹴りだったな! あ、もしかして……」

大河『ねえ、もしかしていまのが『宝具』の、ミーティアちゃ――』

ライダー『違う! いまのはただの蹴り! ほら、『真名』の欄はまだ『???』になってるでしょ!?』

大河(携帯端末機を見て)『あ、本当だ。がっかり……』

守「へえ~。千夏姉ちゃんのサーヴァントの真名は『アスロック・ウル・アなんとか』っていうのか。よし、いきなり情報ゲット!」

千夏「あの……。『宝具』を使ったら『真名』の欄が埋まるってことは、裏を返せば真名を知られるってことは『宝具』がどういうものであるか知られちゃうってことだよね? 一人だけ必殺技(?)がバレた状態からスタートっていうのは、さすがにフェアじゃなさすぎるんじゃ……」

シリウス「そうだな。サーヴァントのうっかりミスで、マスターにはなにも悪いところがなかったわけだし。……ちょっと頼めるか? イリス」

イリス「わかったわ。じゃあ――」

(イリス、すうっと息を吸い)

 ――心壊す記憶 時間(とき)の流れに埋もれて眠れ

 いま このとき この場所で
 起こったことよ セピアにかすめ
 残るは唯一 未来への翼
 記憶は無意味 過去(おもいで)は無価値
 ゆえにこそ 忘れてほしいと私は願う
 心の傷あと もう増えることのないように――

イリス「はい、これでよし。チナツ以外のマスターには彼の真名を忘れてもらったわ」

千夏「そんなこともできるんだ……」

――ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!

千夏「あ、この音って、確か……」

大河「自サーヴァントの情報取得を報せる音だったよな」

千夏「うん。能力は『筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運D』だって。魔力と幸運は低めだけど、けっこうなアタリサーヴァントみたい! スキルとかは……」


○千夏のサーヴァント

クラス:セイバー
マスター:岡本千夏
真名:アスロック・ウル・アトール
宝具:???
能力:筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運D

スキル

・対魔力〔B〕
魔術に対する抵抗力。
〔B〕であるなら、初級や中級レベルの精霊・精神魔術や初級の超魔術までなら余裕で耐えられる。

・聖霊の加護〔B〕
精霊が聖霊であることに(本能的に、ではあっても)気づけた者のみが持つスキル。
聖霊(精霊)には地・水・火・風の四属性があり、彼はその中の『火』の聖霊の加護を受けている。
そのため、彼の使う『精霊魔術』は『聖霊魔術』と呼称され、『対魔力』のスキルを持つサーヴァント相手でも多少ならダメージを与えることが可能(もっとも、『火術』限定ではあるが)。
ちなみに、彼は『本能的に気づけた』タイプであり、聖霊に関する知識をまったく持っていない。なので、彼自身は発音するときも紙に文字を書くときも『精霊』のほうの漢字を使っている。

・善性〔B〕
善人であることの証。
これが〔B〕である者は『第五階層世界』の下段階に心が通じており、センスがあって、もう少しの精進を積めば<通心波(テレパシー)>を使えるようになることもある。

・人物解説
剣士のサーヴァント。
クラス名が示す通り、剣(主に長剣)を用いての近接戦闘を得意とする。
重い一撃が持ち味であり、大地に根を張るようにして立ち、上段から剣を振り下ろす戦闘スタイルが特徴的。そのためか敏捷はやや低く、相手の攻撃を受けやすい。
元いた世界では教育(主に理数系)を受けていなかったせいか、頭があまり回らないのが欠点である。
あと、不運。どうしようもない程ではないのだが、運が決定的に足りていない。しかし、彼自身が厄介事に自ら飛び込んでいく性分なのが原因なのでは、と囁かれることもある。
『セイバー』以外の適正クラスは存在せず、『聖杯戦争』時は必ず『セイバー』で召喚される。そのため、『セイバー』で召喚された状態の『同郷の友人』と剣を合わせたことは一度もない。


大河「あと、令呪を使って宝具名くらいは訊いておけよ? 俺みたいに」

千夏「うん、そうだね」

千夏『えっと、聞こえる?』

セイバー「おう! で、なんだ? 『宝具』のことを訊きたいのか? 埋まってない欄、そこしかないもんな~」

イリス「ちょっとセイバー! 声に出してる!」

セイバー『あ、やばっ!』

千夏『だ、大丈夫かなぁ……。鎧着てるし、強そうではあるんだけど……』

セイバー『大丈夫大丈夫。で、宝具だよな。おれの宝具は『すべてを斬り倒す聖霊の刃(セイント・ソウル・ブレイド)』だ!』

千夏『…………。う、うわぁ~っ! なんか、さっきまでの失態が全部帳消しになっちゃうくらい、格好いい名前!』

セイバー『おう! 一度に敵一体しか攻撃できないけど、ものすごい威力なんだぞ! おれの宝具! 火の精霊の力を借りて、こう、バシューッ! ボワーッ! とだな!』

千夏『すごいすご~いっ!』

守「なんだろう。千夏姉ちゃんがものすごい笑顔に……」

大河「なにを話しているのかがちっともわからないから、けっこう第三者の目には変な風に映るんだな」

ライダー「あー……。あたしたちも、これからは気をつけましょうか?」

大河「だな。で、次は守の番か?」

守「どうだろ?」

シリウス「別に誰でもいいっちゃあ誰でもいいんだが、そうだな、守くん、いってみようか?」

守「言っておくけど、僕は千夏姉ちゃんみたいに『出でよ!』とか『ピカーッ!』とか言わねぇからな」

シリウス「わかってるわかってる。そういうキャラじゃないもんな。というか、そんなこと言わなくても召喚はできるんだっての」

――ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!

シリウス「ほら、来ただろ?」

守「本当だ。どれどれ。『筋力A+ 耐久A 敏捷B+ 魔力A 幸運C+』……。うおっ! なんかメッチャいいの引いたっぽい!?」

イリス「そ、それはどうかしらね、ほら……」

???「グガァァァァーッ!」

フィアリス「涙目で吼えておるのう……」

守「あ、あれは一体……?」

大河「引き続き、端末を見てみろよ。そうすりゃわかるだろ」

守「あ、ああ。そうだな……」


○守のサーヴァント

クラス:バーサーカー
マスター:広世守
真名:???
宝具:???
能力:筋力A+ 耐久A 敏捷B+ 魔力A 幸運C+

スキル

・バーサーカー化〔A〕
戦闘能力が大幅に上がる代わりに理性の大半を奪われるスキル。
スキルというよりも呪いのようなものであり、完全な解呪は令呪を行使しても不可能とされている。
本来は弱いサーヴァントを強化するためのスキルである。

・無詠唱〔EX〕
呪文の詠唱をせずして魔術を発動させることのできるスキル。
ランクが〔EX〕にまでなると、『呪文名』すらも口にする必要がなくなる。

・神性〔B〕
創造主に近き者のみが持つスキル。
彼女は本来、〔A〕のランクだったのだが、『本体』ではなく『端末』であるため、ランクが〔B〕に下がってしまっている。
しかし、それでもすべての神界術を行使することは充分に可能。

・人物解説
狂戦士のサーヴァント。
『バーサーカー化』のスキルによって理性がほとんどない状態で召喚されている。ゆえに、まともにしゃべることができない。
しかし、それでもマスターの命令には背かず、また能力面も敏捷がわずかに下がってこそいるものの、それを補ってあまりある筋力と耐久を身につけている。
元いた世界では人間よりも遥かに上の『力』を有する『天上存在』であり、かなりの気分屋でもあった。
適正クラスには、他に『キャスター』と『アサシン』がある。


守「アタリを引いたのか、それとも大ハズレを引いたのか……」

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by ru-raa | 2010-10-20 14:51 | 創作:座談会 | Comments(0)

四周年記念座談会『フェイト/スペリオル』 後編

美鈴「彩桜学園の第一演劇部、副部長である国本美鈴の名において命ずる。疾く馳せ参じよ、我が右腕たるサーヴァントよっ!」

大河「ノリノリだ! 右手を前に出してポーズまでキメてるし、マジでノリノリすぎる!」

守「普段のキャラからは想像もつかねぇな!」

千夏「先輩ってあんな活き活きとした表情ができたんだ……」

詩織「普段はテンション低めですけど、演劇部の部員ですからね! お遊びであっても、『演技』において副部長が手を抜くなんてこと、ありえませんよ!」

九恵「そ、そう……。彼女には私と同じ匂いを感じていたのだけれど、どうやら考えを改める必要がありそうね……」

ヒーラー「うん。あの子は九恵ちゃんとはまったく別の人種だね……」

――ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!

美鈴「どうやら、無事応じてくれたようだな。よかった。気合いが足りていなかったらどうしようかと」

シリウス「そりゃ応じてくれるさ。……あんな大仰なことをやらなくてもね(ボソッ)」

イリス「というか、気合いって……」

美鈴「さて、まず能力は『筋力D 耐久D 敏捷C+ 魔力B 幸運B』と。……ん? ランクが『A』の能力がひとつもないぞ。もしかして、私もハズレサーヴァントを引いてしまったのか? ま、まさか気合いが足りなかったのか!?」

シリウス「関係ないから。気合いは関係ないから」

イリス「それに、いままでがいいサーヴァントが来すぎていたのよね。その能力値は平均よりちょっと下、くらいのものだし」

九恵「つまり、私の『ヒーラー』はちょうど平均?」

フィアリス「そうじゃな。非常に平均的なサーヴァントじゃったと言えるじゃろう」

スピカ「やっぱり、残り物には福がないようですわね! 中盤で引いておいてよかったですわ!」

アサシン「お前、オレに散々なこと言っておいて……」

美鈴「ああ、表情からして、かなり自分のサーヴァントを罵倒してたようだったな」

???「それはそうとマスター、ステータスの確認をお願いします」

美鈴「ん? ああ、わかった」


○美鈴のサーヴァント

クラス:アーチャー
マスター:国本美鈴
真名:???
宝具:???
能力:筋力D 耐久D 敏捷C+ 魔力B 幸運B

スキル

・対魔力〔C〕
魔術に対する抵抗力。
〔C〕である場合、初級や中級レベルの精霊・精神魔術は余裕で耐えられるものの、超魔術に耐えるのは少々難しい。

・投擲(エアナイフ)〔B〕
エアナイフを放ち、遠くからでも高確率で目標に命中させる技能。
どこに隠し持っているのか、彼女の保有するエアナイフの本数は100に届かんばかりである。
なお、このスキルを使用している間のみ、筋力が〔D〕から〔C〕に上昇する。

・善性〔A〕
善人であることの証。
これが〔A〕である者は『第五階層世界』の上段階に心が通じており、センスさえあれば、いつ<通心波(テレパシー)>が使えるようになっても不思議ではない。
しかし現段階において、彼女に<通心波(テレパシー)>は使えないようだ。

・人物解説
弓兵のサーヴァント。
魔術とローブのあちこちに隠し持つエアナイフによる遠距離攻撃を得意とする。
『エアナイフ投げの名手』と呼ばれていたためか、エアナイフによる遠距離攻撃の際は筋力がワンランク上昇するので、迷ったときは魔術よりもこちらを率先して使っていったほうがいい。
元いた世界では父が『聖魔道士(セント・ウィザード)』という一種の名誉職に就いており、彼女はその地位を継ぐことを前提に修行を続けてきた。魔術はそれゆえに身についたもの。
といっても、決してぞんざいな学び方をしたわけではなく、その証拠として、精霊魔術や精神魔術だけではなく、いくつか強力な神界術を使うこともできる。
しかし、やや早とちりをする傾向があり、また思い込みが激しいタチでもあるため、そこは注意が必要。
他には『キャスター』のクラスで召喚されることもある。
「『キャスター』で召喚された際には筋力が〔E〕に、魔力が〔A〕に変化するんです。というか、私の本来の能力はこっちのほうなんですよ?」とは本人の談。


美鈴「ふむ、これは……」

アーチャー「……いかがでしょう?」

詩織「いくら『アーチャー』でも、肝心の筋力が〔D〕というのはキツそうですよね……」

美鈴「いや……」

美鈴『これは実質、筋力は〔C〕と考えていいんだよな?』

アーチャー『え? あ、はい。一応、エアナイフ投げがメインの攻撃手段となってますので。……あ、でも魔術のほうには、あまり期待しないでくださいね?』

美鈴『ああ、それは承知している。せいぜい、牽制の手段程度に考えておくさ』

アーチャー『そうしていただけると助かります……』

美鈴『……ん? どうした? 心なしかテンションが下がったように感じられたが』

アーチャー『いえ、気にしないでください。ちょっとだけ、元いた世界で少しばかりとはいえ持っていたプライドが、本当にちょっとだけ傷ついただけですから……』

美鈴『そ、そうか……。じゃあ、話を戻すが。耐久の低さを気にしなくて済む、遠距離からのナイフ投げを基本戦術にしていけばいいんだな?』

アーチャー『はい、そうですね。ランクが〔C〕とはいえ、『対魔力』のスキルを有していますし、魔力自体も〔B〕なので、遠距離からの魔術攻撃は、そんなに怖くありませんから』

美鈴『超魔術とやらには警戒が必要そうではあるがな』

アーチャー『ええ、それは確かに。でも大丈夫だと思いますよ? 強力な魔術は、詠唱時に『大きな魔力の動き』が発生しますので、それを感知できれば割とどうとでもなると思います。……マスターが魔術に巻き込まれたりしない限りは』

美鈴『わかった。気をつけるよ。で、あとは『宝具』か』

アーチャー『宝具、ですか……。ええっと、正直、私の宝具は大したものじゃないんですよね。『幻即現(ファンタズム・デベロップ・リアライズ)』といって、心の中に思い描いたことを即、現実に起こすことができるのですが――』

美鈴『すごい力を持った宝具じゃないか! 魔術のことはなにひとつわからない私でも、それが常識外れのものであることはわかるぞ!?』

アーチャー『はい。それは否定しません。事実、自分でもよくこの境地まで至れたものだと思いますから。……ただ、これには『マスターや使用者自身が『現実には起こりえない』と思っている場合、成功率が著しく下がる』という欠点がありまして』

美鈴『ふむ。……具体的には?』

アーチャー『空からお金を大量に降らせる、なんてことをやろうとしても、『そんなことが現実に起こるわけない』と私やマスターが思えば、本当に空からお金が降ってくる確率が……そうですね、ニ~三割くらいになってしまうんです』

美鈴『なるほど。『信じられないことは起こらない』ということか』

アーチャー『そういうことなんです。いえ、正確に言うなら『起こらない』ではなく『起こる確率がニ~三割になる』ですが』

美鈴『裏を返せば、『私たちは『杯』を手に入れられる』と心から信じて、その宝具を使えば……』

アーチャー『はい。現実に『杯』を手に入れることができるでしょう。しかし、そこまでの道のりを私たちの頭の中で具体的に思い描けなければ……』

美鈴『つまり、長期的な使用には向いていないんだな。それよりも、『この攻撃は必ず当たる』と信じられる状況で使ったほうがいい、と』

アーチャー『そんな感じです。あ、もし『敵は『対魔力』持ちではない。だからこちらの魔術で致命傷を与えられる』と信じていれば、実際に敵が『対魔力』のスキルを有していても、それを無視して致命傷を与えることができます。まあ、『対魔力』を確実に持っていると私自身が知ってしまっている『セイバー』と『ヒーラー』を相手どった場合は、そうと信じることは絶対できませんから『対魔力』を無視するなんてできないでしょうけど』

美鈴『ふむ。なんとかと宝具は使いよう、ということか……』

アーチャー『バカやハサミと同列扱いされるのはちょっと嫌ですけど、宝具には、多かれ少なかれそういう側面がありますからね』

美鈴『承知した。幸い、私は『非常識』には寛容なタチだ。少なくともガチガチのリアリストではないから、『信じることによってあり得ない現象を起こす』という側面では、そこまで足かせになることはないと思う』

アーチャー『はい。その言葉、信じさせていただきます』

美鈴「さて、こちらの相談は終わった。詩織、引いていいぞ」

アーチャー「お時間を長くいただいてしまい、申し訳ありませんでした」

詩織「あ、はい。というかアーチャーさん、そんなお気になさらず」

大河「ずいぶんと礼儀正しいサーヴァントだなぁ。俺のとは大違いだ……」

ライダー「しみじみ言うなっ!」

詩織「さて、ではいよいよ私の番ですね。一番最後だから、きっといいのが来るはず……」

九恵「信じてたのね、『残り物には福がある』理論……」

スピカ「ここまでの流れを考えれば、『残り物には福がない』ことくらい、わかるでしょうに……」

シリウス「言うな、スピカ。確かにあと残っているのは『キャスター』しかいないわけだが、それでも――いや、だからこそ、それは言っちゃいけない」

詩織「うぅぅ……」

千夏「あ、すっかり涙目になっちゃった」

ヒーラー「まあ、『最弱のサーヴァント』だもんね、『キャスター』は。……わたしと並んで」

詩織「いいんです、それでも。……さあ、平凡な一般人ではありますが、それでも私と一緒に戦ってくれるという『最弱のサーヴァント』、『キャスター』よ! 出でよ! 我が呼びかけに応え、いまここにっ!!」

シリウス「また叫んだっ!」

イリス「第一演劇部の面々は本当、ノリノリで召喚するわね……」

フィアリス「呼びだせるのが『キャスター』のみとわかっているからか、ダイレクトに『キャスター』を召喚しておるしの。これで『キャスター』以外が来たら、それはそれで面白いのじゃが、まあ、それはあり得ぬか……」

――ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!

詩織「召喚に応じてくれたようですね。……さあ、(おそらくは)最弱同士の私たちですけど、頑張りましょう!」

キャスター「…………」

詩織「ど、どうしました? いきなり土下座なんてしちゃって……」

キャスター「ごめんなさい。召喚されちゃってごめんなさい。いえ、むしろ生まれてきちゃってごめんなさい……」

詩織「な、なんなんですか、本当に!?」

キャスター「聞こえてたの、一応。そこにいる金髪の男性が『あと残っているのは『キャスター』しかいない』あたりから……」

シリウス「げっ!」

イリス「シ~リ~ウ~ス~?」

シリウス「いや、まさか聞こえていたとは……! というか、召喚に応じる前から聞いてたって……。なんか、セイバーとはまた違った意味で規格外のサーヴァントだな」

キャスター「まあまあ、イリスさん。そんなに彼を責めないであげて。私が申し訳なく思っているのは、それだけが理由というわけではないのだから」

シリウス「原因を作ったキミがそれを言う?」

詩織「というか、まだあるんですか? 申し訳なく思う理由」

キャスター「ええ。私の適正クラスは一応、『キャスター』以外もあるのだけれど」

詩織「ああ、そっちで召喚されなかったから申し訳ない、と? いいんですよ、もう『キャスター』枠しか残ってなかったんですから」

キャスター「ううん、そうじゃなくて。そのもうひとつの適正クラスがね、『ヒーラー』なの……」

全員「…………」(重い沈黙)

シリウス『おい、どうするよ……』

イリス『まさか、ワーストワンとワーストツーにしか適正がないなんてねぇ……』

キャスター「だから、私を呼んでくれたマスターには、いつもいつも序盤で敗退させてばかり……。こんなことなら、召喚されないほうがずっと……」

シリウス『なあ、マジでどうするよ。もう一度、サーヴァントを引かせるか? ルールから逸脱しちまうけど……』

イリス『そ、そうねぇ。さすがにこれは、シオリにあんまりでしょうし……』

シリウス『だよなぁ……』

詩織「…………。いえ、ここはポジティブシンキングでいきましょう! キャスターさん! 最弱同士で優勝を――『杯』を狙っちゃいましょう!」

キャスター「え、『杯』を……? それは、無理や無茶を通り越して『無謀』じゃないかしら。だって、私の能力――」

詩織「能力なんて!」(言って、チラッと携帯端末機に視線を落とす)

キャスター「……能力なんて?」

詩織「能力なん、て……」

シリウス「ん~? どれどれ? 能力は『筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A+ 幸運C』。うわ、こりゃ酷い。魔力以外、見るところがない」

キャスター「…………」(しょぼ~ん)

詩織「…………」(硬直)

イリス「シ~リ~ウ~ス~?」

シリウス「え? ……うわ、しまった! 失言!」

詩織「え、ええと……。でもでも、スキルとかを上手く使えば……」


○詩織のサーヴァント

クラス:キャスター
マスター:西川詩織
真名:???
宝具:???
能力:筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A+ 幸運C

スキル

・信仰の加護〔B〕
『蒼き惑星の神々』に対する信仰心が非常に強い者のみが有することのできるスキル。
この技能を持っていると、神界術の威力が格段に上がる。
しかし、彼女は肝心の神界術自体をあまり修得できていない……。

・王族特権〔A+〕
王族として生まれた者のみが持つスキル。
彼女は王族として育てられてはいるものの、生まれ自体はそうではなかったため、ランクが〔A+〕に下がってしまっている。
それでも、それなりの無茶を言うことはでき、事実、ギリギリで適正を満たせていない『キャスター』や『ヒーラー』で召喚されることに成功している。
もっとも、妹にそそのかされてこのスキルを使うたび、彼女は「こんな無茶、するんじゃなかった」と後悔するハメに陥ってばかりいるようであるが……。

・エルフの血〔A〕
エルフという種族に生まれついた者のみが持つスキル。
これのランクが〔A〕である場合、中級までの精霊魔術を詠唱なしで発動させることができる(『呪文名』の発音は必要)。

・人物解説
魔術師のサーヴァント。
主に魔術による攻撃を得意とするクラスであり、『ヒーラー』と『最弱のサーヴァント』の座を譲り合っている。
もっとも、彼女自身の性格が異常に(非常に、ではない)温和であるため、『魔術による攻撃が得意』というのも怪しいところ。
元いた世界では、エルフでありながら某王国で第一王女として育てられるという、相当に変わった経歴を持っており、そのためなのかどうかはわからないが、一応、一般人に比べて肝は座っている様子。
しかし、前述した通りの性格であるため、とにかく戦闘には不向き。
『王族特権〔A+〕』を用いて『キャスター』や『ヒーラー』の適正不足を補ってはいるが、『ヒーラー』であるならともかく、『キャスター』として召喚された場合は、目も当てられないほどの最弱っぷりを発揮する。


詩織「…………」(再度、硬直)

キャスター「ああ、いま『これは酷い』という声が聞こえたような……」

詩織「い、言ってませんよ!? 『これは酷い』なんて、誰も言ってませんよ!? ねえ!?」

シリウス「あ、ああ! 空耳じゃあないかな!?」

フィアリス「空耳でないとすれば、おそらくは読み手の呟きか心の声――」

イリス「フィアリスフォール! しーっ!」

詩織「だ、大丈夫です! 見るところはありますよ! たとえば……」

キャスター「たとえば……?」

詩織『そうですね、この『エルフの血〔A〕』のスキルは使えるのでは? 詠唱要らないって、魔術の撃ち合いにおいては、かなり優位に立てるでしょう?』

キャスター『まあ、『対魔力』のことさえ考えなければ……』

詩織『元から最弱同士なんです! 相手のスキルは考慮に入れずにいきましょう! 魔術を使うときは目くらまし程度に考えて、とにかく手数で圧倒しつつ、逃げる算段を整えるんですよ!効くとか効かないとか二の次! 大丈夫、『杯』を見つけだせれば勝ちなんですから、これでなんとかなりますよ!』

キャスター『なんとか、なるかしら……?』

詩織『なります! きっと――』

キャスター『きっと!?』

詩織『いえいえいえいえ! そっちにつけた『きっと』じゃありませんよ! えっと、ですね。きっと皆、探すよりも戦うことを優先すると思うんです。だから、私たちは可能な限り逃げ回って、潰し合ってくれるのを期待しましょう!』

キャスター『そうね、それなら勝機は……』

詩織『最後の一人となら、消耗の度合い的に見て、正面から戦ってもなんとかなるでしょうし!』

キャスター『勝機、あるのかしら……』

詩織『ありますって! あとは『宝具』です! この逃げ回る作戦に適した宝具があるのなら――」

キャスター『あ、私の宝具はそういう類のものじゃないの。『魔に呑まれる者の儚き抵抗(デモン・キル・カウンター)』といってね、相手から食らったダメージから算出して、それの数倍の威力の魔力弾を――』

詩織『相手の攻撃を食らうことが前提の宝具なんですか!? 逃げ回るのが作戦の肝なのに!?』

キャスター『ごめんなさいごめんなさい! こんな宝具でごめんなさい! 近接戦闘になったとき、役に立つんじゃないかと……!』

詩織『でもそれ、相手の一撃を耐えられる耐久がないと意味がない宝具じゃないですか! ……あ! もしかして、その宝具を使っている間は、耐久がランクアップするとか――』

キャスター『いえ、そういうことは全然』

詩織『じゃ、じゃあ『対魔力』を無視してダメージを与えられる、とか、そういう効果が……!』

キャスター『いえ、それもまったく。普通に『対魔力』で軽減されちゃうわ……』

詩織『…………』

キャスター『……ああっ! いま、『使えない奴』って!』

詩織『言ってません! 言ってませんから! と、とにかく……。宝具のことは、考えないことにしましょう』

キャスター『えっ!? まさかの宝具不使用宣言!?』

詩織『だって、宝具を使おうと躍起になって、一撃食らってはい退場、なんてなりたくないじゃないですか! そうなる危険を考えれば、宝具は敢えて使わない方向でいくべきですよ!』

キャスター『うう……、わかったわ。まさかの『宝具のないサーヴァント』になっちゃったのね、私……』

詩織『ないんじゃありません、使わないだけです。もしかしたら、イチかバチかで使う場面に出くわすかもしれませんし。とりあえず、この作戦でいきますけど、いいですね?』

キャスター『わかったわ……。最弱だけど、最後まで見捨てないでね、マスター』

詩織『こちらこそ、おそらくは最弱のマスターでしょうけど、よろしくお願いします』

イリス「そろそろいいかしら?」

詩織「あ、はいっ! オッケーです!」

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by ru-raa | 2010-10-20 14:50 | 創作:座談会 | Comments(0)

教えて、イリスちゃん!

イリス「さあ、唐突ながら始まりました。この私、イリスフィールと」

ミーティア「『スペリオル』の主人公、ミーティアと」

サーラ「『ザ・スペリオル』のヒロイン、サーラが送る」

三人「ブログの記事数、800件越え記念座談会! 『教えて、イリスちゃん!』」

ミーティア「……と、一応声をハモらせて言ってはみたけど、どうして『教えて、ミーティアさま!』じゃないの!? あたし、この中で唯一の魔道士よ!?」

イリス「それは当然、あなたが答えるには荷が重い質問がいくつか来ているからなのだけど。……そう言うのなら、答えられそうな質問には答えてみる?」

ミーティア「当然! というか、あたしに答えられない質問なんて、そうそうない!」

イリス「サーラもそれでいい?」

サーラ「あ、うん。でもわたしに答えられる質問がいくつあるかなぁ……」

イリス「その謙虚な姿勢、ミーティアにも見習って欲しいわね」

ミーティア「なんですってぇ!?」

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by ru-raa | 2010-08-01 20:19 | 創作:座談会 | Comments(2)

2010年 一番最初の座談会

ファルカス「ああ、また年が明けちまったなぁ、と――」

ニーナ「去年の1月にやった、『バトンを使った座談会』とまったく同じセリフでスタート!?」

サーラ「まあ、言ってるのはファルだけどね」

ミーティア「去年言ってたのはアスロックだったわね。ファルカスは突っ込んでたわ。だというのに、なんで今年は突っ込まれる側に……?」

ファルカス「そりゃあ、冒頭のセリフを使いたくもなるさ。だって――」

ミーティア「ま、大体の想像はつくけどね。大方、去年『本編』でまったく出番がなかったからでしょう?」

ファルカス「言うなよ! オレのセリフを遮って言うなよ!」

スピカ「残念でしたわね、ファルカス・ラック・アトール!」

ファルカス「うるせえよ! 勝ち誇んな!」

九恵「逆ギレはみっともないわよ」

ファルカス「お前もうるせえよ、『あけおめ』女!」

九恵「! ちょ、まだそれを引っ張るの!?」

ファルカス「ちくしょう、どいつもこいつも去年『本編』に出番があったからって調子に乗りやがって!」

サーラ「う~ん、すっかりやさぐれちゃってるねぇ、ファル。わたしが声をかけるのも逆効果になりそう」

ファルカス「どうせオレなんて、オレなんて……!」

ミーティア「ちょ、半泣きになっちゃってるけど、どうする? マズくない?」

ニーナ「そ、そうだね。でもまさかファルカス君が半泣きになるとは思ってな――」

???「あなたから~メリークリスマス~♪ 私っからメリークリスマス~♪ イリス~フィール~、カミ~ング、トゥ~タウ~ン~♪」

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by ru-raa | 2010-01-01 16:34 | 創作:座談会 | Comments(2)

30000ヒット記念座談会(後編)

※思っていた以上に長くなりましたので、『More機能』をかなり下で使用しています。


ニーナ「はい。休憩時間、終了~!」

サーラ「(軽く背伸びをして)ん~。魔族と一緒に休憩なんて、正直、息が詰まりそうだった~」

ミーティア「……と、まあ、こんな感じね。まだ本当に初歩の知識でしかないけど」

深空「へえ、それが『魔の法則』かぁ……。あのさ、わからなかったわけじゃないんだけど、もうちょっと噛み砕いてくれない? 『つまり』とか入れて」

ミーティア「『つまり』なら説明の最中、何度も入れたと思うけど?」

深空「や、そう言われても、実際はあまりつまってなかったんだよ。少なくとも、アタシはそう感じたの。だからあと少しだけわかりやすく。ね?」

ミーティア「(得意げに)ん~、仕方ないわね~」

ニーナ「ミーティアさん、深空さん、休憩終了だよ?」

ミーティア「まあ、簡単に言ってしまえば、この物質界に存在する以上、変化せずに存在し続けることは不可能っていうことと、時間を逆巻かせることはできないっていうことの二つね」

深空「でもその理屈でいくと、タイムマシンで過去に戻ることも不可能だということにならない?」

ニーナ「あの、休憩終了……」

ミーティア「そうね。タイムマシンっていうのがなにかは知らないけど、『変わってしまった自分』――『経験を積んだ自分』が『自分が成長した、あるいは衰退してしまった以前の世界』に行こうっていうのは、どう考えても不可能。だって、移動した瞬間に『経験を積んだ自分』がその『経験』を過去の世界――『自分が成長した、あるいは衰退してしまった以前の世界』に反映させてしまうもの」

ニーナ「あの、休憩はもう……」

ミーティア「でもこの問題って、『魔の法則』においてはそれほど重要でもないのよね。認識するべきなのは、そういった絶えず『変化や衰退、消滅』していくものの中に、基本、『変化はすれど消滅はしない』、目には見えないものが存在する、ということなのよ」

深空「そのあたりが、なんかいまひとつ……」

ミーティア「わからない? まあ、魔道士でもない人間に少し考えただけで理解されちゃったら、長年研究してきたあたしや過去を生きた魔道士たちの立つ瀬がなくなっちゃうし、当然かしら」

ニーナ「あの、ミーティアさん。もう……」

ミーティア「ほら、よく言うでしょう? 『形あるものいつか壊れる』って。でも世界には確かに存在するのよ。具体的な『形』を持たないからこそ、目で捉えられないがゆえに、『変化』はしながらも絶対に『消滅』しないものが。『無い』からこそ『永遠に在り続ける』ものが。それを簡単に表現するとしたら『魂』と『精神』、ということになるかしら」

深空「で、『魂』と『精神』はイコールで――」

ミーティア「違う違う。その二つはワンセットではあるけど、まったくの別物。――そうね、『魂』を『人格』や『意識の根本』だとすると、『精神』は『自我』や『性格』といったところかしら。前者は先天的なもので、後者は後天的なものなの。もちろんお互いに影響しあってはいるけれどね」

ニーナ「あの……」

ミーティア「ここからはあたしの推測が混じるけど、ほら、よく『心が壊れる』とか言うでしょう?」

深空「言うね。あと『心の病』とか」

ミーティア「その『心』っていうのは、おそらく『精神』を指していると思うのよね。だからほら、『精神が磨耗する』とか言ったりもするし」

深空「あ、精神的なショックのせいで無感情になったり、言葉がしゃべれなくなったり、酷いと『心臓も脳も正常に動いているのに、意識がないみたいに無反応になる』とかいうこともあるね」

ニーナ「休憩……」

ミーティア「あるわね。でもこの状態、どれも心を閉ざしていたり、『精神』が磨耗しすぎちゃっているのが原因で起こるものみたいでね、『魂』――『意識の根本』はまだ身体の中にあるのよ。――あ、こういうのにはサーラのほうが詳しいかしら?」

サーラ「え? あ、うん。そうかもね。わたしの<通心波(テレパシー)>は『魔の法則』そのものを使ってるんだと思うし。実際、<通心波(テレパシー)>を使ってみても漠然とした意思しか伝わってこなかった患者というのも過去にはいたよ」

ニーナ「ちょ、サーラさんまで……」

サーラ「わたしは魔道士じゃないからはっきりとはわからないけど、実感として、『ああ、この人の精神はもう壊れちゃってるな』って思ったことはあったね」

ミーティア「でも漠然とした意思は伝わってきた、と」

サーラ「うん。言葉にするのは難しいけど、方向性としては……悔しい、かな?」

深空「悔しい?」

サーラ「そう。せっかく『ここ』にいるのになにもできないなんて、みたいな」

深空「『ここ』?」

ミーティア「多分、物質界のことでしょうね。人間だって元々は精神世界の住人だったらしいし」

深空「でも、なんで『悔しい』?」

ミーティア「や、そこまではなんとも……。まあ、身体が動かせないから、とかじゃない?」

深空「あ、そっか。そりゃあ悔しいよね。アタシも自分の身体が自由に動かせなくなんてなったら――」

サーラ「それはないと思うよ。身体を動かしたいというのは『自我』――『精神』が思考することだから」

ミーティア「そういえば、『魂』は『食べたい』とか『動きたい』とか、そういう一時的な思考はしないんだったわね。『魂』が望むのは本能とでも呼ぶべき、もっと根本的な意思――『生きたい』とかだから」

深空「でも、話の流れからするに、『精神』が壊れても生きてはいるんでしょ? なら、一体なんで『悔しい』なんて……?」

ミーティア&サーラ『…………。さあ……?』

ニーナ「あのさ、そろそろ座談会を再開しない……?」

ミーティア「ああ、もう。サーラじゃなくて、魔道士であるあたしが<通心波(テレパシー)>を使えたら、なにかわかるかもしれないのになぁ……」

サーラ「あ、じゃあドローアちゃんだったらわかるのかもしれないね。<通心波(テレパシー)>使えるし、魔道士だし」

ミーティア「素養があるからって、サーラが教えたんだったわね。――あーあ、なんであたしには素養がなかったんだろ……」

ニーナ「(小声で)そりゃ、『本質の柱』に到達しちゃいかねないからだよ……」

ミーティア「ん? なに、ニーナ?」

ニーナ「いや、なんでも!」

ミーティア「そう?」

ニーナ「う、うん。――ねえ、それよりもそろそろ座談会を再開しないと――」

ミーティア「あ、そういえば深空、疑問に思ったことない? いまあたしたちが使っている言語の最初の形態って一体誰が作ったんだろうって」

ニーナ「ボクの言うこと、無視!?」

深空「ないって言ったら嘘になるね。多分、子供の頃に疑問に思ったんだろうけど。だからなのか深く考えずに、よくできてるな~、で済ませたような……?」

ミーティア「そう、よくできてるのよ! できすぎてるくらいに! これはやっぱり神が創ったものと定義するしかないんでしょうね」

深空「なんだろう、話がいきなり胡散臭く……」

サーラ「胡散臭くはないと思うよ? 神の力を借りた魔術が存在するわたしたちの世界では、神の存在を疑う人なんてひとりもいないし」

ミーティア「神が存在することを正しく認識できていないと使えないものね、神界術は」

ニーナ「(ボソッと)エセ真理体得者……」

ミーティア「は? なに、ニーナ。いまなんて……?」

ニーナ「『本質の柱』に到達してもいないくせにそういうことを語ろうなんて一億年早いって言ってるんだよ!」

ミーティア「わあっ! なんかニーナがキレた! ナチュラルにキレた!」

サーラ「これは、冗談抜きにキレてるね。魔術とか使わないあたり……」

ニーナ「ほらっ! もう座談会始めるよ!!」

ミーティア「わかった、わかったわよ! あたしもちょ~っと調子に乗りすぎた! 謝るから! 無視してたの謝るから! ね! この通り!」

ニーナ「ふんっっっっっ、だ!」

セレナ「それにしても、まだ戻ってこないわね、ドローアたち」

ミーティア「(お姉ちゃん、ナイス!)そうね~。せっかくこうやって時間潰してたのにね~」

ニーナ「え!? あ、そのために……?」

ミーティア「そうよ。そのためにわざわざ知識をひけらかす嫌な奴の役をやってたのよ。仕方なぁ~く、ね(嘘だけど)」

ニーナ「そうだったんだ……。ごめんね、怒ったりして」

ミーティア「いいのよ、気にしてないから」

ニーナ「やっぱりミーティアさんはいい人だね! さすがは聖戦士!」

ミーティア(うっ、ちょっと良心が痛む……)

ニーナ「ミーティアさんの心遣いもわかったところで、そろそろ再開しようか! アスロックくんたち抜きで!」

セレナ「ドローアたちがくるまで待つという選択肢はやっぱりないのね……」

ミーティア「あ、でもちょっと待って、ニーナ。お願い、ひとつだけ教えて」

ニーナ「ん? なあに?」

ミーティア「さっきニーナの言ってた『真理体得者』って、なに?」

ニーナ「ああ、『本質の柱』に到達することのできた存在のことをそう呼ぶんだよ」

ミーティア「ふうん、そうなんだ。初めて聞いた……」

ニーナ「まあ、ミーティアさんはそうだろうね。外伝的な話では存在しているけど、『本編』のほうではかなり最後のほうでようやく現れるくらいだから。――さて、それじゃあ――」

九恵「30000ヒット記念座談会(後編)」

スピカ「スタートで――」

ニーナ「その前に、今回も作者からの頼まれごとがありま~す」

九恵&スピカ『なっ!?』

ニーナ「ふっふっふ。甘いね、二人とも。後編のタイトルコールは奪わせないよ。――で、頼まれごとのほうだけど――コホン。今日、ルーラーの館にシャウナさんの小説をアップさせていただきました。なんと今回は『ザ・スペリオル二次』と『彩桜』(それも長編)の二つです! いつもいつも投稿していただいてありがとうございます。作者に代わり、心よりお礼申し上げます」

ミーティア「今回の話では、ついに『アヴァロン』についても言及されたわね、『水の都の小夜曲』」

サーラ「まだまだ、わからないことだらけだけどね」

ニーナ「さて、じゃあ前置きがこれでもかってくらいに長く、硬くなっちゃったけど、30000ヒット記念座談会(後編)――」

ルスティン&シルフィード『スタート!!』

ニーナ「ええっ!? なに! キミたちも狙ってたの!? タイトルコール!!」

ルスティン「まあまあ、前半であんなに活躍したんだからいいじゃないか」

シルフィード「そうそう」

ニーナ「それにしたって、生みの親であるボクを差し置いて……!」

シルフィード「直接的な生みの親は魔風王(ダーク・ウインド)様であって、あなたじゃないもの」

ルスティン「そうそう。アタシの生みの親は地界王(グラウ・マスター)様だしね。それに、あんたは界王(ワイズマン)そのものじゃなくて、端末のひとつだし」

ニーナ「なにおうっ! 高位魔族ふぜいが言わせておけばっ! いい? 大元を辿れば、魔風王も地界王も漆黒の王(ブラック・スター)が創ったんだよ! そしてその漆黒の王を創ったのはボクの本体! ほら、やっぱりボクが生みの親みたいなものじゃん!」

ミーティア「『高位魔族ふぜい』って、さりげなくすごいわね……」

サーラ「うん、なんだかんだでわたしたちには絶対に言えないね……」

ニーナ「はあはあ……。……にしてもルスティン、シルフィード。なんかずいぶんと息が合ってない? 魔族って本来、協調性がないものなのに」

ルスティン「ああ、ちょっと休憩時間中に話し合って、ね」

セレナ「まさか、友情や仲間意識が芽生えた、とか?」

ルスティン&シルフィード『まさか。』

ミーティア「うわ、仲間意識が芽生えてないからこそ、逆に息ピッタリって感じ……」

シルフィード「このまま界王の活躍を許すのもなんだかなぁって思って、ね」

ニーナ「そんな言うほど前編で活躍したかなぁ、ボク……」

サーラ「まあ、仕切ってはいたよね」

ルスティン「本当言うと、別にアタシはあんたが仕切っててもよかったんだけどね。なんかほどよく負の感情が渦巻いてたから」

ミーティア「ああ、身長やらなんやらの発表のあたりで?」

ルスティン「うん」

ニーナ「じゃあ、なんでシルフィードなんかに協力したのさ……」

ルスティン「そのほうが面白そうだったから。

ニーナ「オニ! アクマ!!」

シルフィード「まあ、魔族だものね、ルスティンは」

ルスティン「あんたもだろ、シルフィード。……とまあ、もうこんなもんでいいかな」

ニーナ「へ?」

ルスティン「活躍することが仕切ることとイコールだっていうんなら、アタシ的にはもういいや。仕切るのなんて面倒だし、この役は界王に返す」

シルフィード「ちょっと! 裏切る気!?」

ルスティン「裏切るもなにも、アタシはちょっと界王に一泡ふかせてやってみたかっただけだし。そもそも、仲間ってわけでもないじゃないか、アタシたち。同類ってだけで」

シルフィード「それはそうだけど……!」

深空「なんてドライな関係性。アタシたち『彩桜』メンバーじゃ考えらんないや……」

ミーティア「まあ、魔族だし……」

九恵「雰囲気からして、敵意が明確に向けられている方向は『シルフィード→ニーナ』だけなのね。ルスティンは特別、誰かに敵意を抱くということがないのかしら」

ルスティン「あー、言われてみればそうだねぇ。『ザ・スペリオル~夜明けの大地~』でも、『コイツが憎い』っていうの、一切なかったし」

セレナ「そしてサーラさんはルスティンが会話に入ってくると、途端に口数が少なくなるのね」

サーラ「うん、まあ……」

ニーナ「ともあれ、そんなわけで無事に司会進行役はボクに戻ってきたよ~! わ~い!」

スピカ「子供ですか、あなたは……」

シルフィード「くうぅ……!」

ルスティン「や、なにもそんなに悔しがらなくても。いいじゃないか、一泡は吹かせられたんだし。それに――(小声で)これ以上続けたら、冗談抜きで消滅させられかねないだろ? アタシたち。相手は仮にも界王なんだから」

シルフィード「(同じく小声で)うっ……! それもそうね……」

ニーナ「さあ、それじゃあ続きをやるよ~! ルスティン、自己紹介のほう、どうぞ~!」

ルスティン「へっ!? あ、ああそうか。次、アタシの番だったのか……。でもさ、あんた同様、存在しない部分多いよ? 家族構成とか、スートとか、誕生日とか」

ニーナ「いいんだよ、それでも。外見的特長とか趣味とか、語れることはあるでしょ?」

ルスティン「まあ、あるけどさ。それでも外見的特長は自分の意思で自由に変えられるし、趣味といえるものだって特には……」

ニーナ「ああもう! つべこべ言わずにとっととやる!」

ルスティン「はいはい。相変わらず横暴だねぇ……。ええっと、身長は150cm、スリーサイズは上から73(A)・53・74」

ミーティア「スタイルはあんまりよくないわね。自分で決定できるのに、なんで?」

ルスティン「変に脂肪とかがついていると戦うときに邪魔だろ? そういった意味ではあんたの体型もなかなかいい部類に入るね。うん、よかったじゃないか」

ミーティア「いいわけあるかあぁぁぁっ! というか、それでもやっぱりあたしよりはスタイルいいじゃない!」

ルスティン「そりゃあまあ、やっぱり『人間』になりすます以上、必要最低限の体つきにはなっておかないと」

ミーティア「つまり、あたしはその『必要最低限』にも達していないと!?」

全員『…………』

ミーティア「ちょっと! 皆して黙り込まないでよ! 痛いわよ、その沈黙!」

ルスティン「…………。で、趣味は昼寝。策謀を巡らすのは苦手。とにかく身体を動かしていられればそれでいいってタイプだね。明らかにリーダーとかには不向き」

ニーナ「確かに小細工とかは苦手なタイプだよね。上の指示に素直に従って、ただ暴れていられれば満足ってタイプ?」

ルスティン「というか、細かいことをいちいち考えるのがなんともね……。別に暴力的なわけじゃないよ?」

セレナ「思ったんだけど、魔族ってけっこうフレンドリーな性格の持ち主が多いわよね」

シルフィード「高位魔族は、ね。中級魔族までは物事をあまり大局的に見ようとしないから、負の感情を求めて無計画に行動したりするのよ。そういう輩を部下にして計画を立てるのはなかなかに大変だったり……」

ルスティン「アタシはそういう苦労をしたこと、ほとんどないね。いつも単独行動をとってるから。計画を立てるのが面倒なら、本能のままに動こうとする下級や中級の魔族を統率するのも面倒なんだよ」

ミーティア「まあ、人間側からは特に文句もないけどね。でも、それは果たしていいのだろうか、高位魔族として……」

ルスティン「いいのいいの。あ、あと魔族間には仲間意識というものがあまりないから、アタシは『本編』で割と普通にエビル・デーモンとか殴り倒したりしてるね」

ミーティア「高位魔族としてアリなの? その姿勢は……」

シルフィード「アリよ。私も普通にやったことあるし。中級あたりならまだしも、エビル・デーモンや下級魔族なんて単なる使い捨ての駒よね、駒」

サーラ「うん。やっぱりあなたたちは魔族だね」

シルフィード「なにを今更。――さて、次は私かしらね」

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by ru-raa | 2009-08-08 18:15 | 創作:座談会 | Comments(7)

30000ヒット記念座談会(前編)

ニーナ「久しぶりの座談会だね~」

ミーティア「前回から半年以上も空いてるものね~。まあ、その代わり『マテそば』は進んでいるから、それに出演しているニーナやサーラはさして不満もないんでしょうけど」

サーラ「あう……。そんな冷たい言い方しないでよ、ミーティアちゃん……」

セレナ「そうよ、ミーティア。サーラさんたちに当たっても仕方がないでしょう?」

ミーティア「それはそうなんだけど……。よし、じゃあ気を取り直して、そろそろタイトルコール、いきましょうか!」

ニーナ「あ、ちょっと待って。その前にひとつ、頼まれてることがあるんだ」

ミーティア「なに? 作者からの頼まれごと? そんなの無視しちゃいなさいよ」

ニーナ「うん。作者が新シリーズを始める、とかだったら普通に無視するんだけどね、でも今回は――」

ミーティア「あ、ラヌーバが投稿してもらえたとか!?」

セレナ「ミーティア、なにもそんなに目を輝かせなくても……」

サーラ「まあ、二次創作とはいえ、かなり貴重な出番だもんね、ミーティアちゃんにとっては」

ミーティア「そうなのよ! いや~、もう感謝してもし足りないわね! ――で、ラヌーバ?」

ニーナ「う~ん、ミーティアさんには残念だろうけど、ラヌーバではないんだよね。――コホン。えと、ではルーラーの館の更新報告です。今日、シャウナさんが『ザ・スペリオル』の二次創作小説『水の都の小夜曲(セレナーデ)』の第十二話を投稿してくれました。シャウナさん、ありがとうございます」

ミーティア「今度はあたしも出演できるラヌーバをよろしくね!」

ニーナ「ミーティアさん、催促しない!」

ミーティア「ちぇ~っ……」

セレナ「さて、ではそろそろ始めましょうか」

サーラ「そうだね。じゃあ、ニーナちゃん」

ニーナ「うん! じゃあ――」

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by ru-raa | 2009-08-02 19:50 | 創作:座談会 | Comments(5)