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夢を追い求めるということ

最近、パソコンの前に座ったら、まずやることが『彩桜』のアップとなってきています、ルーラーです。
や、もちろん喜ばしいことですよ? 本当ですよ?

そんなわけで、今日もルーラーの館にHOCT2001さんの作品をアップしました。本当、投稿ありがとうございます。

さて、本題。
小説を書く時間がなかなか取れない現在(恐ろしいことに今年いっぱいはまったく書けそうにありません)、自分はどうして小説家になりたいと思ったんだったっけかな、と思い返す機会が先日、ありました。



確か、趣味で書いてみた『まほらば~三つの心~』をエニックスの小説大賞に応募してみたところ、なんの間違いか奨励賞なるものをもらえてしまったのが小説家になりたいと思った瞬間でした。

でも親にはともかく、それ以外の親戚(確か先日亡くなった祖母だったはず)にそれを告げたところ『もっとまっとうな道を選べ』と言われてしまったんですよね(苦笑)。

それ以来、僕は『まあ、頑張ってみたらいいんじゃない?』といったスタンスの――無責任な励ましの言葉をかけてくれるだけの人や、将来を見据えずに話ができる人にしか『小説家になりたい』とは(なるべく)言わないようにしてきました。まあ、親や妹は例外ですが。

『まっとうな道を~』というのは、ぶっちゃけ僕の将来を本気で案じてくれている人がかけてくれる言葉で、そしてその言葉は必ず僕の『夢』に対する『否定』だったのですよね。本当の意味で僕の『夢』を聞いてくれて、そして『夢』を持つのはいいことだ、『夢』はいつか必ず叶うと言ってくれるのは、まあ、親だけで。

なにを言いたいのかが段々とわからなくなってきましたが、まあ、その、『否定』されるのは僕の将来を案じてくれているからだとは、わかっているのですよ。でも、昔の僕は……いや、いまの僕も、欲しいのは『夢』に対する『否定』ではなく、本心からの『肯定』でもなく……あ、いえ、もちろん本心からの『肯定』が一番欲しいですが、でも『否定』されるよりかは無責任な『肯定』のほうが嬉しくて……。

ううん、でも昔の自分を思い出してみるに、あれはあれでふざけた考え方をしていたなぁ、とも思います。
なにしろあの当時は、賞をとれたことで舞い上がってしまっていて、それが格の低い賞であることにも気づきませんでした。それに小説家という職業を『安定しているもの』と思っていた節すらありました。

また、高校を卒業したら作家になるんだ、という以外のビジョンをまったく持とうとしませんでしたし、小説家になったあとのことすらも微塵も考えようともしていませんでした。そもそも、小説家に『なる』ではなく、あくまで『なりたい』程度の気持ちでしかありませんでしたし、自分には小説を書いて生きていく以外に道はない。まともに肉体労働はできっこない、とすら思っていたような気さえします。
まともに働くことすらできない人間が『夢』を叶えるなんてこと、できるわけがないというのに……。

そうして『三つの心』以降はどうにも振るわず(落選に次ぐ落選)、誰かに読んでもらえるわけでもなかったからか、段々と『飽き』に近い感情を憶えるようになっておりました。
その当時、高校の卒業も控えてましたし、そろそろ面接の時期でもあったんですよね。
で、まあ、働けるようになるまでは小説を書くのはやめよう、一番好きなことをやる資格は働けもしない自分にはない、という感じで執筆断ちをしたわけです。

ただ、それからが酷かった。
なんというか、箸にも棒にも引っかからないというのはこういう状態を言うんだな、と思いましたよ。

で、なにかのテレビで見たんだったと思いますが、なんでも人間は好きなことをせずにいると、どんどん目に力が無くなっていくのだとか。俗に言う『死んだ目』になるのだとか。
それで、じゃあ好きなことをしよう、と思い立ったわけです。
そのとき読んでいたのが『マテリアルゴースト』で、「ハイツ『リドル』2号館」の存在も知っていたので、このときはあくまで趣味として。

それからは、やっぱり自分は執筆が好きなことを再認識したり、やっぱりプロになりたいと思ってみたり、でもこのまま趣味で書いていたほうが気楽ではあるよなぁ、と思ったり、本当、色々と考えた覚えがあります。

結果として、僕はまたプロを目指し始め、執筆したりネタを書き留めたりしております。
以前と違うのは、『なりたい』ではなく『なる』と思えるようになったこと。これは心構えの問題ですね。
あと、少しは『なれなかったらどうするか』を考えるようになったこと。
そしてそれ以上に、『なれたとしてもゴールではないこと』を意識するようになったこと。

まあ、どうあっても『なれなかったとき』に備えるよりも、『なる』ために努力する割合のほうが多いですけどね。
でもそれは当然。だって、『なりたい』んですから! 『なる』んですから!
現実逃避のように『なれなかったら』を意識して考えないようにするのはもちろんダメですけど、それでも『なる』という気持ちがある以上、『小説家になれるように』努力するほうを優先するのは当然です。
なれなかったときのことばかり考えていたら、『なる』というビジョンを捨てながら執筆していたら、きっとなれるものもなれなくなると思うのですよ。

そして、その努力というのが、小説家になるために――『いま』を生きるために必要なお金を稼ぐために仕事をすることだとも思うのですよね。『卒業→作家として大成』というパターンは、やはりないと思うのです。当然のことですけど、どこかで『なる』ために努力しないと。

そして、小説家になろうと思っている以上、書くことを『努力』と言ってはいけないのですよね。
それが、最近になってようやくわかってきた気がします。

あ、あと、多少であっても働いているのなら、『夢』を追い求める資格はあるのだと信じてもいいですよね?

……それに。もし小説家になれなかったとしても、『夢』を追いかけて過ごすことのできた期間は――はるか遠くにでも、目指す場所、至るべき自分の姿を見つけることができて、そこに向かって歩いていたときというのは、きっと(少なくともクリエイター志向の人間にとっては)、『真っ当な道』を退屈だとボンヤリ進むことを選ぶよりかは幸せな時間を過ごせた、と言えると思えるのですよ。

ううむ、しかし本当に意味不明な文章になってしまいましたね。しかもすごい長文(汗)。
読んでくださった方、ありがとうございました。
それでは。
by ru-raa | 2008-12-10 18:07 | 小説 | Comments(8)
Commented by rat at 2008-12-10 22:26 x
とりあえず、自分でもなんといえばいいのか分かりませんが。
何か明確な目的がある人は、それだけで尊敬に値すると思います。あくまで自分から見れば、ですが。
何の考えもなくふわふわと過ごしている人間が増えつつある現状で、やっぱり目的に、真っ直ぐに進める人は凄いと思いますよ。
しかも、その目的が自分の一番したいことに直結しているわけだから……やっぱり凄いことだと思います。
Commented by unfairy-tale at 2008-12-10 23:45
意味不明なんかじゃありませんよ。
ルーラーさんの小説家になる、なりたい思いがとても伝わってきました。
そして、『夢』を『夢』として語るだけではなく、『夢』を『現実』にするための試行錯誤の日々があったことも分かりました。
夢見るだけで進める人が1%にも満たない中で、夢を叶えることの出来ている人は意外といます。
つまり、『夢』を『現実』にすることは、努力をすれば決して不可能ではないのですよ。
努力することを諦めてしまったら、0%ですしね。

ルーラーさんのその姿勢、考えが、この周囲の人たちが小説を書くための活力になっていると、心から思っています。
久しぶりのコメントで、長文失礼しました。
Commented by takara-akua at 2008-12-11 19:20
本当にルーラーさんは、ちゃんとよく考えていますよね。
私はそこまでよく考えたことは全く無いので……。
小説家になりたいと思った理由も、パッとは思い出せません。気がついたら目指していた気がしますし、小説家という形でなくても、とりあえず本に携わらない未来が考えられません(苦笑)
少しはルーラーさんを見習わないとなぁ。
では。
Commented by tyuuyaouku at 2008-12-11 21:49
僕の中での考えは、まだ「なりたい」で止まっている節があります。なので、「なる」と断言できるだけ、ルーラーさんはすごいと思いますよ?
そもそも、僕がプロを目指す理由……というのも妙な話で、やっぱりプロになるとか小説家になるとか以前に、僕の目標は相変わらず「あこがれの人と同じ位置に立ちたい」ですから。マテリアルゴーストを読んで、小説を書ける人にあこがれて、こんな夢を見ているだけです。それだけの考えで賞を目指してる僕より、何倍も力強い考え方だと思います。僕の場合、夢で片付けられてしまいますしね(苦笑)。
Commented by freelyh at 2008-12-14 10:40 x
ルーラーさんの本気が伝わってきた気がしました

他の方々のコメントにあったよう、夢を夢のままで済ませないように努力しようとする意気込みが伝わってきて圧倒されます

以前の僕も「モノカキにだけなれればいいや」と思考停止してたのでかつてのルーラーさんの気持ちがわかるような気がしますよ(笑)

では、僕はあっさりめのコメントで失礼します
Commented by ru-raa at 2008-12-14 17:16
>ラットさま
や、そんな大したものでは(汗)。
ただ、同じ『頑張る』のなら、将来の安定だけを考えた『頑張り』よりも、自分のやりたいことに向けた『頑張り』のほうが、きっと楽しいだろうし、充実した人生になるだろうと思っているだけなのですよね。
そして、同じ『頑張る』のだったら、本気でやろうと思った、とでもいいますか。

>石川祐さま
ありがとうございます。僕としてはかなり脳内垂れ流し状態で書いてしまった感があったのですよね。なんか、上手くまとめられなくて(苦笑)。

>夢を叶えることの出来ている人は意外といます。
そうですよね。努力すれば必ず、とは言えない世界ではありますが、それでもその可能性を少しでも高めるために、いまはひたすら文章修行を重ねていこうと思っています。
もちろん、将来を捨ててかからないように、小説以外なにもないのだ、というような考え方に傾倒しないように気をつけながら。
それでは。
Commented by ru-raa at 2008-12-14 17:16
>あくあさま
そういうパターンも割とあると思いますよ。
そして、これは僕にとっては悲しい現実ですが、あまり意気込みや信念というものを持たずに、気軽に取り組んでいる人間のほうが、結果的には大成していることが多かったりもします。
きっとそれは、僕のようなタイプの人間が基本、『小説家』を『ゴール』と認識しがちな一方、なんとなくやっている人は『小説家』という職を『通過点』として見ていることが多いからなのでしょうね。

>宙矢さま
最初の頃は、僕も漠然と『なれたらいいな』と思っていただけだったのですよね。それこそ、20歳前後の頃です。
なので続けてさえいれば、その気持ちは自然と『なる』というものに変わっていくと思いますよ。

そして『あこがれの人と同じ位置に立ちたい』というのは、確かにその人がいなくなってしまった場合は途端に目標がなくなってしまいかねないという危険こそありますが、それさえなければ明確な『自分の居たい立ち位置』が存在しているため、場合によっては、ただ『なる』と言っているだけよりも、プロを目指すための力強い原動力になるんじゃないかな、とも思います。
それでは。
Commented by ru-raa at 2008-12-14 17:16
>自由気儘さま
ありがとうございます。
ただ、やっぱり考えれば考えるほどに、まだまだ自分には『決意』や『覚悟』といったものがまだまだ足りないな、と思ってばかりです。特に『ライトノベル作家の作り方』を読むと、必ず『やっぱり見通しが甘いかな』とちょっぴり落ち込んでしまいますし。

>思考停止
小説家志望の人に限らず、夢を追いかけて生きようと思っている人なら、必ず一度は陥る罠(?)だと思います、これは。
そして、その状態から『なれればいいや』と半ばヤケになって目指すか、一通り違う道もあるのだということも念頭に置いて考えながらも、しかし本気で『小説家』というものを目指すかは、やっぱり端からは同じに見えても、余裕とか、色々な点で違ってくるのだと思います。
それでは。
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