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たまには本の感想を
ここのところ、小説やホームページのことばかり書いていますので、今回は昨日買った本の簡単な感想でも書こうかと思います。……まあ、先月の末にドラマガ1月号を買いはしたのですが、あいにくまだ読み終えていませんので、それの感想はまた後日、ということで。
さて、昨日買ったのは富士見ミステリー文庫の新刊2冊。 『しずるさんと無言の姫君たち』と『SHI-NO -シノ-愛の証明』です。 しずるさんのほうはバトルロイヤルで読んだことがあるものばかりなので、さっと目を通しただけですので、本格ミステリの色合いが濃く、小気味いい会話によって進んでいく、なぜか引き込まれる物語、としか評価できません。すみません。 いや、でも実際、しずるさんシリーズは好き嫌いが分かれる作品だと思うんですよ。少なくとも、アクションシーンがないと面白みを感じられない、という方には不評でしょう。なにしろ分類的には、安楽椅子探偵の物語ですから。 笑える掛け合いもほとんどないです。ただ純粋に謎を求め、それを解いていく物語ですから。僕がこれを『本格ミステリ』と評した理由がそれなのですよ。 一度でも『本格ミステリ』と評されている小説を読んだことがある方なら、『本格ミステリ』では滑稽とさえ言えるほどに『謎解き』を最優先で描いていることを知っているはずです。人間ドラマなんて二の次なのですよ『本格ミステリ』というジャンルでは。 しずるさんシリーズは、その『本格ミステリ』にちょっと人間ドラマをスパイス程度に入れた感じの作品となっています。 本来なら探偵役が調査し、推理し、『犯人はお前だ』と追い詰める(この『犯人に詰め寄るシーン』のない『本格ミステリ』も多いですけどね)。それをこの作品では別々の人物がやっています。 つまり『調査する少女』と『推理する少女』が存在し、その真相に至る過程で『調査役の少女』から『推理役の少女』が情報を教えてもらう。そのときの掛け合いが、妙に引き込まれるんですよね。笑えるセリフが用意されているわけでもないというのに先に読ませる力がある。 この作品はかなり上質のミステリ小説だと僕は思います。『本格』ファンの方は試してみて損はないかもしれません。伏線の引き方はファンタジー小説を書く際にも参考になりますし。 『しずるさんと無言の姫君たち』の感想が思ったよりも長くなってしまいましたが、続いて『SHI-NO -シノ-愛の証明』の感想に移りたいと思います。 これもまた、読む人を選ぶ内容ですね。僕みたいに物語を深くさぐったり、自分の考えで(ときに断片的ともいえる)ストーリーを補完してしまえる方なら面白く感じられるのでしょうが、小説を受動的にしか読まない方にはちょっとオススメできません。 なんというか、この『愛の証明』は第四巻なのですが、第一巻から一貫して、高い読解力と『キャラの心理を読むこと』が要求されるのですよ。 一人称ではあるのですが、結論が完全な形で『文章』になっておらず、明らかになった真相もまた、理解しがたいものであることがしばしばです。 でも『キャラの心理』が読めるようになると、ヒロイン(?)の行動が妙に可愛らしく感じられてきます。愛おしい、というよりも、いじらしい、という意味合いで。 深いテーマが一冊ごとにちゃんと用意されているのも、この作品の魅力といえます。 とにかく、しっかりした物語性を求める一方で、自分の中で『この犯人はこういう思想のもとに行動していたんだろうな』という『動機を理解しようとする努力』をするなら、とても面白い作品だといえます。 受動的に読んでいると、『なんだこの作品』とか呟いて、否定的な意見しか持てずに終わることになりますよ。特に第一巻はそうでした。僕だって『なんだこの結末』と思いましたから。 そんなわけで、この作品を手に取る際には、その辺りはご注意を。 忠告はしましたよ? しましたからね?(笑) それでは。
by ru-raa
| 2006-12-09 14:39
| 感想
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Comments(4)
Commented
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上総かんな
at 2006-12-09 15:37
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12月に入って金がないかんなです。Mixiから戻ってきました。
で、12月発売の富士見系(ボクが買うもの) 『さよならトロイメライ』『GOSICK』『BBB』 金が… 変わって、 『しずるさん』…最新刊以外は読んだことありますよ。 読者選びますからね…。 『シノ』の方は分かりませんが・・・。 でわでわ。
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ru-raa at 2006-12-09 18:15
>上総かんなさま
どれも有名なタイトルばかりですね。 僕は有名なものにはあまり手を出さなかったりします。 著者が有名だとか、流行だとかにこだわらず、自分が面白いと思ったものを読もうと(意図的に)するからでしょうね。 ひねくれてるなぁ、僕……。 このひねくれ具合のせいで損をしている部分もきっと多いでしょうね。 自覚はあるのですよ。 それでは。
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上総かんな
at 2006-12-10 15:27
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ru-raa at 2006-12-10 17:23
>上総かんなさま
あ、そうだったのですか。 それは失礼しました。 僕も『さよならトロイメライ』と『GOSICK』は買ったんですけどね、一巻。 あ、トロイメライのほうは四巻まで買ったんだっけ……。 ともあれ、いつからか魅力を感じなくなって、全部売っちゃったんですよね、ブックオフに。 もったいないことしたかなぁ……。 それでは。
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